第4回オジー実験教室 植物編
こんなご時世なので、普段は夏休みに行なっている実験編をお伝えします。
教育の機会を奪われてしまうことは本当に由々しきことなので
ステイホームでできることを試しました。
内容としては小学校高学年、中学1年生の生物の内容かな?
植物の根や茎の作りをみる実験です。
用意するもの、
花(なんでも良いと思うが白いと色がはっきり見れます)、セロリとか
水、食紅、切り花染色液(インクジェットプリンターのインクでも代用可)、コップです。
手順
① 花は1時間ほど水抜きをしておく、茎の切り口はやや斜めにカット
② 染色液を準備(コップの水に食紅を適量加えます)
③ 切り花染色液(もしくはプリンターのインクをペットボトルなどの容器に)
④ ①の花を②もしくは③の溶液に浸します
⑤ あとは観察するのみです。
時間毎の各溶液の染まり具合はこちらです。
↑5分後 ↑10分後 ↑10分後 ↑15分後
↑15分後 ↑20分後 ↑30分後 ↑60分後
↑120分後 ↑240分後 ↑240分後
↑30分後 ↑60分後
写真お通り、10分ほどで色がついていきます
食紅は薄かったのか色の付きがイマイチでした。
水分の通り道である道管を通って水(水分)が吸い上げられていることが観察できる実験でした。
*1インクジェットプリンターの組成:水、着色剤、浸透剤、乾燥防止剤、pH調整剤、防腐剤、防かび剤など
*2植物についてちょっとだけ・・
水は根で吸収され、葉の蒸散によって植物のすみずみまで道管を通って吸い上げられます。(水は光合成にも必要)
葉で行う光合成によってデンプンなどがつくられます。養分は葉で糖に変えられ、師管を通って果実や成長のさかんな部分に送られます。