第3回オジー実験教室 分析編
今回は約3年ぶりのオジー実験シリーズをお伝えいたします。
3回目の今回は分析編ということで、クロマトグラフィーをやってみます。
クロマトグラフィーとは・・・
混ざったものを成分ごとに分ける技術(方法)
大学などで習いました、実験しました (^^) 懐かしい。
名付け親は、ロシアの植物学者のTswettさんです。
薬局方試験法を久しぶりに読みました 授業の時に開局の時に必要な書籍だと言ってくれてたら、捨てなかったのに(笑い)
今回は、ペーパークロマトグラフィーを用いて、ペンの着色剤を分離してみます。
用意するもの
コップ
コーヒーフィルター (数枚)
割り箸
各種ペン
ハサミ
水・消毒用エタノール(適量)
①まずは準備から、コーヒーフィルターをハサミで切ります。
大きさや、長さは適当でOKです。
②作った、ペーパーに用意したペンで印をつけます(下から1〜2cmくらいの位置に)
③準備ができたら、ペーパーを割り箸にハサミます。
④、分離実験の開始です
水性ペンで印をつけたものは水を入れたコップへ、油性ペンで印をつけたものは消毒用エタノールを入れたコップを使用します。(理由は調べてみましょう)
⑤割り箸を持ちながら、ペーパーの先端が液体に触れるようにします。。
ここまでが実験です、、 ゆっくり観察。
結果はこちらです。
今回は、ペーパークロマトグラフィーで各種ペンの染料、着色剤を分離してみました。
感想
同じ色でも水溶性と油性で分布が異なることを改めて実感
綺麗だな・・・
夏休みの自由研究の参考にしてもられたら嬉しいです。
第2回オジー実験教室 酸・塩基編 - 薬剤師オジーの薬の味情報室