各種DPP4阻害剤の粉砕と味情報 その1
今回は各種DPP4阻害剤の粉砕と粉砕後の味情報をお伝えします。
今回はエクア®︎錠50mg(ピルダグリプチン)、ジャヌビア®︎錠50mg(シタグリプチンリン酸塩)、トラゼンタ®︎錠5mg(リナグリプチン)の3成分を試してみました
外観1(粉砕前)
外観2(粉砕後)
エクア®︎は素錠だけあって柔らかく潰しやすいです。
ジャヌビア®︎、トラゼンタ®︎はフィルムコーティングだけありやや固めだが潰しやすい、ややフィルムの殻が気になる
味情報です。
まずはエクア®︎錠(ピルダグリプチン)
口に含んだ瞬間はやや甘みを感じるが(賦形の乳糖?)すぐに苦味が出てきます
舌触りは素錠だけあり滑らかです。
続いてジャヌビア®︎錠(シタグリプチン)
舌触りはややザラザラ感あり(コーティングの殻をこさなかったため?)
苦味がかなり強いと感じます。
最後にトラゼンタ®︎(リナグリプチン)
舌触りは滑らかです、徐々に苦味も出てきますがさほど強くはないです。
今回の3製剤を比べると
苦味はジャヌビア®︎>>エクア®︎=トラゼンタ®︎
かなと感じました。