Imodium(ロペラミド)海外製品 比較情報
今回は味の情報ではなく、海外OTCと国内医薬品の比較情報をお伝えします。
海外ではOTCとして販売されているImodium(ロペラミド)、国内ではロペミン®カプセルなどとして下痢止めの薬として処方されるお薬です。
脱カプセルした際の中身の粉の量はほぼ同じ? (計量はしていないので正確には?)
味は同じでほぼ無味ですが。
流石?海外 まず規格が1カプセルですでに国内製品の2倍
国内添付文書状では上限・・(適宜増減はついてるけど)
Imodium2mg の添付文書には(引用)
Acute non-specific diarrhoea:
For adults and children of 6 years and older: 2 tablets (adults) or 1 tablet (children) as an initial dose followed by 1 tablet after each subsequent loose stool.
Do not exceed the following maximum daily dosages.
WEIGHT IN KILOGRAMS (kg) | MAXIMUM DAILY DOSE |
from 14 kg | 2 tablets |
from 20 kg | 3 tablets |
from 27 kg | 4 tablets |
from 34 kg | 5 tablets |
from 40 kg | 6 tablets |
from 47 kg | 7 tablets |
from 54 kg | 8 tablets |
って記載あるし・・
通常の大人は1回2カプセル 最大で1日8カプセルまで
って8倍量。
日本人と海外の方では体の大きさとか代謝とかいろいろ条件は違うと思うけどここまで差があるとは・・
以前、海外の患者さんに日本のアセトアミノフェン(カロナール®など)は少なすぎて効かないと言われたことがあるけど・・
訪日観光客が増えている今、オリンピックも控えている中で発売されている規格容量の違いや用法上の容量の違いもしっかり把握しないといけないなと改めて実感しました。