つくってみました発酵食品
ということで、今回は(も?)、すこし趣旨からは脱線して、実験をしてみました。
噂で、乳酸菌製剤であるビオフェルミン®を使ってヨーグルトが作れるということで
試してみました。
使用した、製剤は、ビオフェルミン®、ビオフェルミンR®、ラックビー微粒N®、
ミヤBM®、ビオラクチス®の5製品を使用して試してみました。
恒温槽や培養器は今回は用意できなかったので、ヨーグルトメーカを使用
使用した機械は、ティファール®さんのマルチデリシス®を使用
早速、ヨーグルトづくりに挑戦
レシピはとりあえず、何も考えずに各製剤10g、牛乳40ml、発酵時間は10時間でチャレンジしました。
最初に、器具の洗浄 よーーく洗います。 熱湯消毒もして、自然乾燥。
器具の準備ができたら、実験開始といっても、
牛乳を測って、そこに製剤を入れて溶かして、
機械にセットして
右列一番上は空、2段目がビオフェルミン®、3段目がビオR®
左の列一番上がラックビー®、2段目がミヤBM®、3段目がビオラクチス®
あとは、ボタンを押すだけ、 出来上がりが楽しみです🎶
夜7時から初めて、8時にボタンをポチ。
出来上がりは、翌日の朝6時・・・
楽しみにしてたのに・・・
結果から言うと失敗です。
①、②のビオフェルミン®たちは、底の方に沈殿(ダイラタント流体みたいなの)ができただけ、匂いもホットミルクの匂いで酸味などもなし
③ラックビー®は表面に薄い膜ができました、がやはりそこに沈殿が、匂いはやや酸味のある香りがヨーグルトに近い香りがします。
④ミヤBM®も③ラックビー®と同様の結果だが、より表面の膜は大きく強めの印象で匂いもより酸味臭がしました。
⑤ビオラクチス®たぶん成功です、完全に固まりました。 かなり固めのヨーグルト(柔らかめのチーズ状態) 匂いもしっかりとした酸味臭です
こんなときに、
勇気がなくて味見はできなかったです、味情報とか言っててすみません。
考察
考察です、うまく固まらなかったこととして考えられることは3つかな?
①、培養時間の問題
②、濃度(菌数)の問題
③、②とリンクする部分もあるけど、活性(保存)の問題
かなと思います。
①に関しては、ヨーグルトメーカーの条件には(牛乳とヨーグルト)で作る場合は6〜12時間でできると書いてあった事と、時間の問題で今回は10時間を設定したため失敗、次回はタイムコースの実験を行う必要性がある
②に関しては、まったく考えずに設定したので、、、
後から調べてみると、
ビオフェルミン®は1g中に6mg、ラックビー®は10mg、ミヤBM®は40mg、ビオラクチス®は500mg対象の乳酸菌などが含まれているので、それぞれが、同じ条件ではいけない事がわかりこちらも、濃度の条件を設定しなければいけない事が判明
③に関しては、ビオラクチス®のみ冷所で保存されていたものを使用した事(他のものは室音保存)
の3点が失敗(成功)の理由かなと思います。
一度始めてしまった事なので、なんとか成功まで持って行きたいので、時間を作って頑張ります。
アドバイス等あれば、お待ちしています。