プレガバリンOD錠の後発品の各社味情報 その1
今回お届けするのは、2020年12月追補品のプレガバリン口腔内崩壊錠(先発はリリカOD®︎)の後発品の味情報です。今回は22社が発売予定になっています。
第一弾では、小林化工(KN)、沢井製薬(サワイ)、東和薬品(トーワ)、
大原薬品工業(オーハラ)、MeijiSeikaファルマ(明治)、武田テバの6社の6製剤を試しました。武田テバは50mgを他は75mgを試しています。
KN:8.4×5.2 サワイ:8.1×3.8 トーワ:8.5×4.5 オーハラ:8.0×4.6
明治:8.0×4.2 武田テバ:9.1×4.3 (直径)×(厚さ)
外観はこちらです
小林化工がやや厚めです(先発は8.3×4.8
味情報です。
小林化工(KN)
強い匂いはなし、口に含んでも香りはなく甘く感じるが甘さもあまり強くはない
口溶けはゆっくりと溶けていく感じ 苦味は強めに感じます。
沢井製薬(サワイ)
メントールの香り、口に含むとメントールの清涼感が強い甘味はあまり感じない口溶けも早い
清涼感が強いが苦味もやや強めに感じる
東和薬品(トーワ)
強い香りはなし、口に含むとヨーグルトの香りを強く感じる、(お菓子のヨーグレットの味)口溶けも早い苦味もうまくマスクできているが後から苦味が多少出てくる
大原薬品(オーハラ)
強い香りはなし、口に含むと香りはないが、甘味を強く感じる、口溶けも早い
香りはないが苦味はしっかりとマスクできているが、後からやや苦味が出てくる
MeijiSeikaファルマ(明治)
強い香りはなし、口に含むとグレープフルーツの香りを感じるが甘味はあまり強くはない、口溶けも早めだがやや舌へのザラツキ感が強いが苦味はうまくマスクできている。
武田テバ
香りはなし、口に含むと強いコーヒーの香りと甘味で苦味をうまくマスク出来ている
口溶けも良い
今回の6社では、東和大原と明治と武田テバが苦味のマスクでは良いかなと感じました。
明治は日新からのOEM
大原が共創未来(KMP)へOEMする様です。
以上です。
以下先発品の味情報です。
プレガバリン口腔内崩壊錠の味情報 - 薬剤師オジーの薬の味情報室